あの日見上げた夏空に

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目が覚めたら「ごめんね」と言おう

今日もヒカリとふたりきり。



ワガママで自分勝手でえらそうなこと言ってて
女王さまみたいにいろんなこと命令して
私の言うことなんか耳をふさいでちっとも聞かなくて
そんな態度のヒカリについに頭にきて、

「いい加減にして!」

って手に届くとこにあったもの、
それは60×30くらいの大きさの
プラスチックのトレーだったんだけど、
ヒカリに投げちゃった。

と言っても、ちょっとかすっただけだったんだけど
痛いよりも、そんなものをママが投げつけてきたということが
たぶんヒカリにはショックだったと思う。
私だって怪我させたいとか痛い思いをすればいいと思っていたわけじゃなく、
ママはこのくらい怒っている、という意志表示をしたかったから
ヒカリがわんわん泣いたのは私の願い通りになったわけだけど。

頭にきてたからすぐに部屋を出て2階に上がったけど
ちっとも追いかけてこない。

泣き崩れて「痛い痛い」と言ってたのに
泣き声が聞こえなくなったから心配になった。

たぶん、すねて待っていると思う。

けれどもしも本当に痛かったら?私、やりすぎちゃった?

ヒカリが悪いヒカリが悪いヒカリが悪い。

でもあんなの投げて怪我したら、虐待してるのと変わらない。
やっぱり心配で、そうっと様子を見に行ってみた。


部屋には誰もいない。

でもわかってる。
ヒカリはコタツの中にもぐってる。

こたつ布団をそっとめくったら、
ヒカリは汗びっしょりで寝息をたてていた。
閉じた目の下に涙がたまってた。


ごめんね。ママも悪かったよ。

目が覚めたらちゃんと謝るから仲直りしようね。





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