ヒカリのお友達が遊びにきていて…
「ねえ、ヒカリちゃんの親友って誰?」
ってその子がヒカリに聞いた。
来たー!親友!
このくらいの年齢って、特別な友達を意識する年齢なのかな?
コウキが小学生だった時も…
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「しんゆう」ヒカリは少し考えて、「わかんない」と言った。
その友達は「私の親友は○○ちゃん」と友達の名前を挙げた。
へぇー・・・
その子と○○ちゃんが、そんなに仲良しだとは知らなかった。
それに、ヒカリが「わかんない」と答えたのも意外だった。
去年、ヒカリは同じクラスのアミちゃんとべったりだった。
「しんゆうのアミへ」なんてお手紙もよく書いていた。
このころ「親友は?」と聞かれていたら「アミ!」と即答したと思う。
あまりにもアミちゃんアミちゃんと言うので気持ちが悪かった。
まわりが見えてない「恋は盲目」って感じ。
他の子は寄せ付けない寄せ付けたくない、という雰囲気があった。
他のお友達とトラブルになったらヤダな、と
私は密かにヒヤヒヤしていた。
実際小さなトラブルはあったみたいだった。
4年生になってクラス替えがあったけれど
またアミちゃんと同じクラスになった。
私は「アミちゃんとまた一緒でよかったね」と言ったけど
内心がっかりしていた。別のクラスになればいいと思っていたから。
けれど、クラス内の友達関係が変わったせいか
ヒカリとアミちゃんの関係も少し変わったようだった。
仲は良いけど、べったりって感じではない。
アミちゃんと同じ部活動に入ろうか迷ってたけど
結局別の部活を選んだことも大きかった。
ヒカリの友達の幅は広がったと思う。
ヒカリが親友の名前を挙げなくて、ちょっとホッとしている私。
一番の友達なんて、まだ決めなくていい。
「私の親友」なんて友達に公言しなくていい。
広く浅く、みんなを見てほしい。
小学生はそういう時期だよね。
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