一般的に中学生男子にとって、
母親は「ウザい!」存在なのかもしれないですが
うちの場合、父親の方がいろいろ干渉したり詮索したり、
勉強しろとか運動しろとかあれこれ口を出すので
コウキに「うるさいなー」と言われるのは専ら旦那の方で
私にはわりといろんなことを話してくれます。
といっても、もちろん常に私に対してオープンな状態というわけではなく
何かに苛立ったり、「しゃべりかけるな」オーラが出ている時もあって、
そういう時は 触らない、話しかけない、目を合わせないようにしてます。
つまりめんどくさいから放っておきます。
少し時間が経てばコウキの苛立ちなんて小さくなって
またペラペラと学校や友達の話をし始めるのです。
小学校の時はこんなにいろいろ話してくれなかったのに
今がいちばん自分のことを話してくれてる気がします。
時々、そんなのどうでもいいよ。興味もないよ。
テレビが聞こえないからちょっと静かにしてくれる?
と内心思うこともありますが、
それを言葉にしたらコウキががっかりするだろうと思い
内容は右の耳から左の耳へ…抜けていきながら
相槌だけはしっかりしています。
(時々バレて「聞いてる?」と聞かれますが…^^;)今のコウキを見てると、中学生の頃の自分を思い出します。
暗い小学生生活を過ごした私が、中学生になってたくさん友達ができて
クラスもとても団結した明るいクラスで毎日楽しくて楽しくて。
笑えることや嬉しい出来事を家に持ち帰って。
でも当時 母親は仕事が忙しく、
帰ってくると疲れてぐったりしていることが多くて
私が話しかけても、生返事ばかりでした。
学校であったささいな出来事なんか、返事も返ってこなかったり。
聞いてくれないんだったら話してもつまらない、と
学校のいろんなことはおばあちゃんに話すようになりました。
おばあちゃんはなんでも「うんうん、へぇ~」と聞いてくれたので。
実は、聞いてないようでもきちんと話を聞いていたのが母親で、
相槌をうつだけで何も聞いてなかったのがおばあちゃんだとわかったのは
ずっと後になってからでした。
母親に対して「なんだ、私の話、ちゃんと聞いてくれてたんだ」
とわかった時はとても嬉しかったけど、
だったらもっといろんなこと話したのに…とも思いました。
おばあちゃんは私の話は全然頭に残ってないだろうけれど、
それでも、「うんうん」って聞いてくれて嬉しかった。
思い出してしゃべってる時間がまた楽しいんだし。
だからコウキが楽しそうに話している時は、どうでもいい話のときも
「うんうん」と聞くようにしています。
どうでもいい話をいつも聞いてあげてないと、
大事な話は絶対してくれない気がします。
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