コウキが産まれた頃は、古い団地に住んでいた。
初めての子育てだけど、友達もいないし両親も遠いし、
赤ちゃんのコウキと2人で時間を持て余して外へ出ると
同じようにまだ歩けない赤ちゃんを抱っこして散歩してる母子が必ずいて、
顔見知りになって話すようになって・・・
そんなふうにできた初めてのママ友達の仲間がいる。
みんな揃って男の子だったので、
同じようにトミカを手に持って公園デビューし、
車型の乗用玩具で団地内をかっとばし、
仮面ライダーごっこに明け暮れた日々だった。
じっとしていない我が子を必死で追いかけるハードな毎日は
1人きりじゃ乗りきれなかったと思うけど、
同じようにみんな必死だったので、笑って過ごすことができた。
最初の子育ては恵まれた環境だったと思う。
今はみんな団地から引っ越して、別々の小学校へ通う。
ひとりっこもいれば、3人兄弟のお兄ちゃんもいる。
だけど共通してるのは、みんな長男ということ。
そしてみんな6年生になったということ。
久しぶりに、当時の仲間で会う機会があった。
学校のコウキの同級生ママとは少し違う。
だって、みんな四苦八苦しながら幼児期を一緒に乗り越えた仲間だし、
6年生になっても、長男くんへの想いは特別で・・・
初めての子って、やっぱりいくつになっても
心配事が尽きないし、気になる存在だから
そういう共通した想いを持っている仲間。
仕事を始めた人が多いので、なかなか会う機会がなかったんだけど、
久しぶりに顔を合わせたら、同窓会みたいでとても楽しかった。
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